Side Memoir

むかしむかしのこと、それは小さな国のお話。
国民から愛される王様と王妃様が仲睦まじく統治する平和な国でした。その二人にはとても可愛い女の子が授かりました。
『マチルナ』と名付けられ、それは美しいお姫様に成長し、やがてひとりの庭師の青年『ルーザ』に想いを寄せるのでした。