キピアは夜にだけ幕が上がる「屋根裏の歌劇座」座長が大切にしているビスク人形。
夜になるとあまりにも悲しそうに歌声を響かせるので、座長とある契約を交わし人の姿になれる魔法を手に入れました。座長にそっくりなその見た目をキピアはとても気に入りました。
動けるようになったことで座長へ感謝の想いを抱き、夜と夜をつなぐ役割を快く担うのでした。
こうしてキピアは歌劇座のある夜観(よみ)という世界に迷い込む流れ星たちの物語りを聞く星の魔女になったのです。
ある日のこと。蠍座の魔女がサソリに乗って鉱石の森を抜け、たくさんの星がきらめく夜空を急いでいました。この夜空を管理する星の魔女キピアにあるお話を聞いてもらうために。
この世界にはひみつがいっぱい。
小さく大きく、儚く激しく、数多の星の数だけきらめいています。
少しだけ、のぞいていきませんか?
「優しい止まり木(バーテンダーのこと)」星の魔女キピア。
彼女がきりもりする「まよなかのアトリエ」に集まる流れ星たちの物語を音楽で描きます。
▼屋根裏の歌劇座の用語・設定辞典
https://note.com/mecanbaco/n/n3035d7e035fb